2014-03-25 第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号
これは主として戦時中における教育の不十分と、戦後の社会的混乱によるものでありますが、新日本の建設に寄与すべき少年の重要性に鑑み、これを単なる一時的現象として看過することは許されないのでありまして、この際少年に対する刑事政策的見地から、構想を新たにして少年法の全面的改正を企て、もつて少年の健全な育成を期しなければならないのであります。 というふうに趣旨説明がなされておりました。
これは主として戦時中における教育の不十分と、戦後の社会的混乱によるものでありますが、新日本の建設に寄与すべき少年の重要性に鑑み、これを単なる一時的現象として看過することは許されないのでありまして、この際少年に対する刑事政策的見地から、構想を新たにして少年法の全面的改正を企て、もつて少年の健全な育成を期しなければならないのであります。 というふうに趣旨説明がなされておりました。
とりあえず、五菱会の事件が、後ろの切れている話もありますから、今回したことはやむを得ないということを最初に申し上げた上で、しかし、同じような案件であっても、そもそも起訴をして、有罪になって、没収されるかどうかということは、刑事政策的見地から起訴便宜主義で決められるんですよね。
これからの新日本の建設に寄与すべき少年の重要性にかんがみ、これを単なる一時的現象として看過することは許されない、その際、少年に対する刑事政策的見地から、構想を新たにして少年法の全面的改正を企て、もって少年の健全な育成を期しなければならないということで現行の少年法が制定されております。
○政府委員(筧榮一君) 刑の執行猶予の制度は、御承知のように、刑事政策的見地から一定期間刑の執行を猶予し、その猶予期間が過ぎた場合には言い渡しが効力を失うということを法律上認めた制度でございます。それなりに刑事政策上の目的を有し、かつ実際にも犯人の更生といいますか防犯といいますか、そういう見地から有効な結果をもたらしているというふうに考えております。
この恩赦がいかに一般に効果を及ぼしているかという点につきましては、刑事政策的見地から非常に効果がある、こういうふうに言われておりますが、また実際に、かつて委員をされた方で、恩赦というのはどういうような効果を持つかと思っておったところが、実際恩赦状、恩赦の赦免状を交付された人の非常な感激、そういうものから見ても非常に効果がある。
教育の場における年齢の考え方は、わが国教育基本法の本旨に従って、教育政策的に年齢をいかにすべきかを考えるべきもの、それから、私のほうにおける少年法その他の年齢の取り扱い方は、犯罪の動向、これに対する国民の感情、こういうものを総合いたしまして、刑事政策的見地に立って考えるべきもの。両方同じレベルで並べたらよいではないかということは、机の上ではそういうふうにお考えになることもごもっともでございます。
○松平政府委員 刑事訴訟法第二百四十八条の起訴便宜主一義は、主として刑事政策的見地から、検察官に対し、犯罪を犯した証拠が十分な被疑者についても訴追を必要としない理由があるときは公訴を提起しない処分をする権限を認めたものであり、現在この権限が乱用されているとは考えられないから、今のところこれを廃止するつもりはありません。
○花村国務大臣 売春行為取締の対策は先ほどからしばしば申し上げましたように、なかなか困難性を伴うのでありまして、現行犯を逮捕するというがごときは、口では申すことができまするが、実際においてはなかなか困難であると申し上げてよろしいと思いまするのみならず、またいろいろの複雑した事情もありまするので、刑事政策的見地からもその犯罪に検挙に対しましてはやはり考慮する余地もあろうかと存じますので、一口に取締りと
○花村国務大臣 前から申しておりますように、本法案に対する是非についての批判は避けたいと思いますが、しかし少くとも売春行為に対する処罰に対してやはりそのよってきたる原因等を探究し、刑事政策的見地に立って適当なる処置をしていくのが一番よいのじゃないか、こう存じます。
そういう事犯に対してただ単に重きをもって臨むということが、必ずしも科刑に関する適切なるものであるということは言い得ないわけですから、犯行は犯行として憎むべきではあるが、そのよってきたる原因事情について、やはり情をもって考えてやるべき筋があるならば、やはりその四囲の事情を十分にしんしゃくしてやって、そうしてその科刑に臨まなければならないということは、これは刑事政策的見地から考えても当然そうあるべきことであるので
新憲法制定以來、少くとも補償の性格というものは姿をかえたのではあるまいか、しかるにこの原案におきましては、しばしばそうした古い刑事政策的見地から考えられたと思われる部分が残つておりまして、たとえば新憲法におきましては國民に請求権があると書いてありますが、この刑事補償法におきましては、請求権ということよりも、國は補償に應ずるという、國からの方面の規定をしておるのであります。
この法律は、少年の犯罪が激増し、且つその質がますます惡化しつつある現状に鑑みまして、少年に対する刑事政策的見地から少年法の全面的改正が企てられたのであります。今回の改正点は多岐に亘つているのでありまするが、その重要なる点を簡単に申上げますと、先ず現在の少年に対する保護処分は、法務廳の所管である少年審判所がこれを行つているのであります。
今や祖國もようやく復興せんとする際、少年に対する刑事政策的見地から構想を新たにし、少年法を全面的に改正すべき時機に到達しました。
保護処分をすることが必要ではないかと考えるのでありますが、むしろ兒童福祉法というものは、犯罪の予防というようなことは考える必要がない、刑事政策的見地から考慮する必要はないのではないか。
これは主として戰時中における教育の不十分と戰後の社会的混乱によるものでありますが、新日本の建設に寄與すべき少年の重要性に鑑みて、これは單なる一時的現象として看過することは許されないのでありまして、この際少年に対する刑事政策的見地から、構想を新たにして、少年法の全面的改正を企て、以て少年の健全な育成を期しなければならないのであります。
これは主として戰時中における教育の不十分と、戰後の社会的混乱によるものでありますが、新日本の建設に寄與すべき少年の重要性に鑑み、これを單なる一時的現象として看過することは許されないのでありまして、この際少年に対する刑事政策的見地から、構想を新たにして少年法の全面的改正を企て、もつて少年の健全な育成を期しなければならないのであります。
最後に、軽犯罪の中には、いわば社会風教の向上や公徳心の涵養の面において取上げるような行為があるが、この種の行為は法律で強制しても実益がなく、かえつて行われない法律ができる結果にならぬかという質疑がありましたが、これに対し政府より、單に刑事政策的見地だけからでなく、教育、厚生、労働等の方面からも社会不安の解消に努力し、とりわけ社会政策的施設を拡充強化して、軽犯罪の生れる温床を解消するように一段と努力するという
併しその方はいわゆる厚生省の社會政策的な保護でなくして、いわゆる司法保護、刑事政策的見地を多分に加味した保護の方法で行くのとこれは區別すべきであるということに結論が到達したわけであります。いわゆる行政經濟の點は十分一つそのために無駄な費用を使わないように努力いたすつもりであります。又相互に援助をして密接な共同作業でなければならん。